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こんにちは。黒猫です。
なんだかんだ、言いつつも結局は連載開始!!
ストーリーの説明をすると・・・
主人公(名前:未定)の一番の理解者だった祖母が亡くなってしまいます。
困ったときや悩んだときはいつも祖母に相談していた主人公。
あるとき、ひょんなことから祖母の日記帳を発見します。
(実は、祖母から主人公への最後の贈り物なんですけどね・・・。)
主人公はその日記を読むことで、祖母から新たなことに気付き、学んでいくというお話しです。
『君とボクの距離』
祖母はとてもお洒落な人だった。祖母は私の身内と言うよりは友達に近い存在だった気がする。祖母とはよくショッピングや映画に出かけた。祖母は新しいもの好きでショピングも私たちが行くようなお店に一緒に行っていた。映画も海外の映画が好きで字幕無しの映画をよく見に行った。はじめは言葉が分からないので楽しくなかったが、何回も足を運ぶうちに自然と分かるようになり、今では字幕があると気に障るくらいだ。祖母曰く映画監督が伝えたい気持ちやメッーセージを感じ取るには俳優の声が大事らしいのだ。吹き替えとなると・・・どうもオーバーリアクション過ぎるし、字幕では意識が字幕を読むことに集中し過ぎて場面での役者の心情や状況を感じ取りにくいらしい。祖母が英語が得意なことは少し驚きであったが、それ以上に祖母は恋愛について寛大であった。今思えば驚くはべきはこちらだったのかもしれない。普通なら中学生や高校生の孫に彼氏が出来ると「最近の子は早いねぇ」とか言って昔と比べるひとが多いのではないのだろうか?まぁ、祖母の職業を考えれば、不思議なことではなかったが。祖母は作家だった。それも、時代を時めく恋愛小説作家。何冊か祖母の本を読んだことがあるが、とても七十過ぎのおばぁさんが書いたとは思えないものばかりだった。祖母は幾つものペンネームを持ち、多くの作品を世に残した。ちなみに、祖母はライトノベルなるものも多数、出版していたらしい(ただし、この作品で使用していたペンネームを教えてくれなかったが)。その祖母も半年前に享年七六歳で亡くなった。
思えば、祖母からは沢山のことを教えてもらった。そして、沢山のことに気付き、学んだ。どれもこれも、とても大切なことばかり・・・。
【つづく】
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あとがき
不定期更新ですが、乞うご期待!!
はぁ、頑張って連載していきます。
何卒、よろしくお願い致します。
黒猫[クロネコ]