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朔晴です。
お題NO.3、UPです。
お題NO.3、UPです。
イヤッホ~!
オレはイエロー!
みんなはオレのこと、お調子者とか呼ぶけどさ、オレは違うと思うんだよね~。
だって、オレって天才だからさ~、きっとあまりに凄すぎて理解されないんだな。うん。
あぁ、可哀相なオレ~。
03 お調子イエロー
今日もヤツラとの戦いが終わったぜ!
「なぁ、なぁ、見た?みんな見た?今日のオレの活躍!!」
「はいはい、分かったから。私は仕事に行かないと行けないの。レッドにでも言って!」
ピンクはオレを無視して行っちまった。
しょうがない、次だ!
「なぁ、なぁ、レッド、今日のオレの活躍どうだった?!」
「あぁ、凄かったんじゃないのか?―――オレも仕事あるから、じゃな」
レッドも宅配バイクに乗ってどっかに行っちまった。
また、バイトの途中だったんだな。
それよりも――。
「ブルー!今日のオレのかつや―――」
「よかったな。」
―――ブルーの奴、オレを振り向きもしなかったぞ――。
今日の功労者はオレだってのに!
こうなれば!
「ブラック!」
辺りを見回しても、誰も居ねェし―――。
―――――オレの扱い酷くないッスか!?
今日の英雄はオレなのに―。
―回想―
今日のヤツは“相手の考えを読む”力をもっていたらしい。
みんな攻撃が決まらなくて苦労してたんだ。
そんななか、ただ一人、オレだけはヤツに読まれなかったんだ!
ヤツは「信じられない!この私の能力が通用しない人間が居るなど――!何も考えずいることは最も難しいはず!!」とか言って、かなり混乱していた。
へっへ~ん、ざまァ見やがれ!!これがオレ様の実力よ!
≪余談だが、このとき他のメンバー4人は「「「「こいつ、そこまでバカだったのか」」」」と思っていた。≫
んで、あとはオレ様の独壇場?
オレがとどめをさして、巨大化したヤツをぶったおして、終わりだったのさ~。
―回想終了―
だぁああ!何でみんなオレを無視すんだよ!労って貰ったってバチ当たらねェと思うんだけどよ~。
―――――こうなったら、自棄食いだ!!
オレのお気に入りのお店をはしごすることにした。
1軒目、お好み焼き(普通サイズ)3枚。
うん、まだまだいける。
2軒目、焼肉4人分。
腹八分目どころか五分にも満たないぜ。
3軒目、30分で間食したら1万円もらえる親子丼(10人分の量)。
そろそろデザートだな~。
4軒目、3ホール分のケーキ。(もちろん、ケーキバイキング。)
まだいける。
5軒目、家で出前ピザ2枚。レッドが働く店だ。配達はレッド以外を指定した。
順番逆になっちまったが――、まぁ、関係ねェか~!
―――――流石に食べすぎちまったな――。
動けない――。
オレが寝転がっていると、本日2回目の召集がかかった。
なんで、こんなときに限って―――。
腕の端末でみんなの様子を伺っていると、戦闘が始まったようだ。
爆発音の合間に声が聞こえる。
『―――は――か?』
『――つ―――――だ!!』
ふと、鮮明に聞こえた。
『イエロー!何やってんだ!早く来い!!』
いや、今動けねェんだって―――。
また別の声が聞こえる。
『お前がいないと、コイツ倒せないんだよ!!』
≪ここでの本心は、必殺武器・ロボが使えないからである。≫
オレはその言葉を聴いたとたん、腹のつかえなんか気にならなくなった。
仲間が、オレを待ち望んでいる―――!
行かなくては!!
そして、オレは部屋を飛び出した。
オレを待っている仲間の下へ。
オレはイエロー!
みんなはオレのこと、お調子者とか呼ぶけどさ、オレは違うと思うんだよね~。
だって、オレって天才だからさ~、きっとあまりに凄すぎて理解されないんだな。
でも、ホントはみんなオレがいないと駄目なんだぜ!?
これって、ヒーローとしては嬉しくね?
イヤッホ~!
と、いうわけで、お題3、UPです。
ようやくお題の半数を消化・・・。
長かったような・・・、短かったような・・・。(まだ早いってノ)
とりあえず、まぁ、残すところお題はあと2つ。
この調子で書いていって・・・とまぁ、都合よく行くはずがないんですがね。(苦笑)
「――」←これは、都合により「・・・」の代わりに使っています。
それでは・・・(_ _)
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