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どうも、朔晴です。

お題NO.2、UPです。



みんなは俺を「冷静沈着で何事にも動じない、理性の強い奴」だと思っているだろう。

俺も、あえて否定しようとは思わない。

なぜなら、それもまた正しい俺だからだ。

しかし、そうでない部分もまた等しく俺自身なんだ。

ただ、それを表に出すのは俺のプライドが許さない。











02 冷静ブルー











今日もまた、俺は俺達の基地に待機している。

俺の仕事はパソコン1台あればことたりるものだ。だから、ココで仕事をし、管理と警戒も兼任している。

他のメンバーは常に(ピンクは特に)ココにいるわけにはいかないからな。

ヤツラの到来を彼等の変身用端末に通知するのも、俺の役割の1つ。

俺はいつものように、壁に埋め込まれた大画面とそれを操作するボードの前の椅子に腰掛け、それらをたまに横目で確認しながら、自分のパソコンに向かっていた。



恒例となった、ウィーン、ウィーン、ウィーンという警戒音と共に赤いランプが点滅した。



俺は即座に大画面とボードの前に立つ。

場所は――市内五丁目六番地、大石ビル前公園――。



『ブルー、場所は?』



大画面の傍にあるスピーカーから、レッドの声がした。

俺はマイクを持つ。その手が若干震えているのは気のせいだ。



「―市内五丁目六番地、大石ビル前公園――。」



毎回、言い切った後、安堵する。こんなところでつまるなど、俺にあってはならない。



『了解。』



通信が切れる前、バイクのエンジン音がした。たしか、レッドはピザの宅配業務だったよな。仕事途中に抜けて、首にならないのか?

―――そんなことは、さておき――。今は自分の心配だ。

何を隠そう、この俺は――実は、とてつもない方向音痴なのだ。近所のコンビニに行くのですら、一般の倍は時間がかかる。

市内五丁目六番地、大石ビル前公園――っフ、全く場所が分からない。

さて、どうする、俺。

1、誰か道案内に来てもらう―そんなの、俺のプライドが許さない。

2、地図を見る―それで分かれば苦労はしない。

3、いっそ、ナビ買おうか――って、今の打開策じゃねェよ!

―――携帯のナビ機能、だな。

目的地を入れて――。よし、これでいけるはずだ。











それでも曲がる場所を間違えたり、右折を直進していたりして、みんなと合流したのはヤツラにあう直前だった。

「ブルー、遅かったな」と言われたが、俺は内心「間に合ってよかった」と安堵で精一杯。返答するどころではなかった。



ヤツラの姿を視界に捉えた。

「まて!」

レッドの声と共に、5人横一列になり、ヤツラから一定距離を保って止まる。



「お前等―――まさか―。」



「行くぞ!」

「「「「おう!」」」」



バッと一斉に構えて――。



「「「「「変身!」」」」」





≪ただいま、変身中です。

 派手な背景の異次元空間で、妙な格好のまま停止。

 定番のスーツに変化しているとご想像ください。≫





もとの次元に戻り、ポーズの準備――。



「期限戦隊「「「「マモレンジャー」」」」」



その声と共に、背後では爆煙が。そしてポーズを決めた。











戦いも終わり(もちろんヤツラの巨大化も倒した)、みんな自分の職場に帰っていく。



「お疲れ~」と後姿で手を振るイエロー。

「きゃ~!収録に遅れちゃう!!」と慌しく去っていくピンク。

「やっべ、宅配!!」と配達バイクを飛ばすレッド。

ブラックはいつの間にか消えていた。



――さて、どうやって帰ろうか。

あの隠れ家、場所分かりづらいんだよな・・・。すぐに分かったら、隠れ家とは呼べないんだが――。



「しょうがない。」



付近の住所を携帯に入力。とりあえず近くまで行く。が、俺にとってはここからが問題だ。あいつらは、「この辺なら5分もかかんないぜ。」とか言っていたが、俺は30分以内につければいい方だ。

まずい、流石にこれ以上遅くなると、仕事が――。急がなければ。



結局、2時間以上かかってしまった。――今日も、徹夜――か――。











俺はブルー。

冷静さは自慢できる。

ポーカーフェイスも自慢できる。

けどな、今の気分もブルーだぜ―――。

















と、いうわけで、お題2、UPです。

いまいち慣れないノリですが、まぁ、これも経験のうち。

見苦しいところも多々あるとは思いますが、お付き合い下さい。



「――」←これは、都合により「・・・」の代わりに使っています。





それでは・・・(_ _)


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